2808.今日の植物(2291):ソレナンサス
今日の植物は、ソレナンサスといいます。前回のアゼルバイジャンから発行されたセットに含まれていた植物です。
ソレナンサスは、ムラサキ科 Solenanthus属(ソレナンサス属)の植物で、The Plant Listでは8つの種が記載されていましたので、小さな植物群ということになります。
ウイキペディアで調べてみたのですが、Solenanthus属の植物はムラサキ科の顕花植物である、という説明と13の種名が挙げてあるだけというそっけないものでした。
ネットでは、切手に描かれているSolenanthus circinatus種について情報がありました。それによりますと、この種は多年草で基部の葉は長い葉柄を持ち楕円形、上部の葉は葉柄を持たない小さな葉で、花は淡いピンクでらせん状に着くのだそうです。
写真です。ネットから借りています。
(左)ソレナンサス・キルキナツス Solenanthus circinatus
(右)ソレナンサス・クラスニキイ Solenanthus krasniqii
切手です。
(左)ソレナンサス・キルキナツス Solenanthus circinatus
(右)ソレナンサス・クラスニキイ Solenanthus krasniqii
2019年 アゼルバイジャン発行 2017年 コソボ発行
(Nakhichevanの自然) (固有の植物)
●右のコソボの切手とセットで発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
ソレナンサスは、ムラサキ科 Solenanthus属(ソレナンサス属)の植物で、The Plant Listでは8つの種が記載されていましたので、小さな植物群ということになります。
ウイキペディアで調べてみたのですが、Solenanthus属の植物はムラサキ科の顕花植物である、という説明と13の種名が挙げてあるだけというそっけないものでした。
ネットでは、切手に描かれているSolenanthus circinatus種について情報がありました。それによりますと、この種は多年草で基部の葉は長い葉柄を持ち楕円形、上部の葉は葉柄を持たない小さな葉で、花は淡いピンクでらせん状に着くのだそうです。
写真です。ネットから借りています。
(左)ソレナンサス・キルキナツス Solenanthus circinatus
(右)ソレナンサス・クラスニキイ Solenanthus krasniqii
切手です。
(左)ソレナンサス・キルキナツス Solenanthus circinatus
(右)ソレナンサス・クラスニキイ Solenanthus krasniqii
2019年 アゼルバイジャン発行 2017年 コソボ発行
(Nakhichevanの自然) (固有の植物)
●右のコソボの切手とセットで発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
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2807.今日の植物(2290):スティパ
今日の植物は、スティパと言います。前回のアゼルバイジャンのセットに含まれていた植物です。
スティパは、イネ科 Stipa 属(スティパ属)の植物で、The Plant ListによればStipa 属に分類される種は332もあるといいます。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は、英語名をfeather grass(羽毛の草)とか needle grass(針の草)、spear grass(槍の草)と呼ばれているそうです。いずれもその外観から来ているようです。
家畜の飼料として重要な穀物であり、その姿から観賞用に栽培もされているようです。
写真です。久しぶりに手元に写真がありました。それと切手に描かれた種の写真です。こちらはネットから借用しています。
それにしても、いつも思うのですが、イネ科の植物というのは見分けが難しいですなあ…
スティパ・テヌイフォリア Stipa tenuifolia
スティパは、イネ科 Stipa 属(スティパ属)の植物で、The Plant ListによればStipa 属に分類される種は332もあるといいます。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は、英語名をfeather grass(羽毛の草)とか needle grass(針の草)、spear grass(槍の草)と呼ばれているそうです。いずれもその外観から来ているようです。
家畜の飼料として重要な穀物であり、その姿から観賞用に栽培もされているようです。
写真です。久しぶりに手元に写真がありました。それと切手に描かれた種の写真です。こちらはネットから借用しています。
それにしても、いつも思うのですが、イネ科の植物というのは見分けが難しいですなあ…
スティパ・テヌイフォリア Stipa tenuifolia
2004年6月19日 西宮市「北山緑化植物園」
(左)スティパ・レシンギアナ Stipa lessingiana
(右)スティパ・ペナタ Stipa pennata
切手です。
(左)スティパ・レシンギアナ Stipa lessingiana
(右)スティパ・ペナタ Stipa pennata
2019年 アゼルバイジャン発行 1986年 (旧)ソ連発行
(Nakhichevanの自然) (草原の植物)
●ソ連から発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑
(左)スティパ・レシンギアナ Stipa lessingiana
(右)スティパ・ペナタ Stipa pennata
切手です。
(左)スティパ・レシンギアナ Stipa lessingiana
(右)スティパ・ペナタ Stipa pennata
2019年 アゼルバイジャン発行 1986年 (旧)ソ連発行
(Nakhichevanの自然) (草原の植物)
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今日の植物は、ノネアといいます。未登場の属はムラサキ科に移ってきました。
ノネアは、ムラサキ科 Nonea属(ノネア属)の植物で、この属に分類される種はThe Plant Listでは20種とされていますので、小さな属ということになりそうです。
ウイキペディアの情報によりますと、Nonea 属の植物はヨーロッパ、アジアおよびアフリカに自生しているということです。葉はグレーがっかた緑で全体に細い羽毛を持っているということです。
切手に描かれているNonea pulla種について情報を探したのですが、次のような情報がありました。
英語名をMonkswort(修道士の麦汁?)とされています。ヨーロッパからロシア、イランに至る地域に自生し、高さは15~30センチ、茎の上部で枝を出し、全体に羽毛を持っているということです。花期は7月から8月とのことです。
写真です。これもネットから借用しています。なかなか魅力的な植物です。
ノネア・プッラ Nonea pulla
切手です。
ノネア・プッラ Nonea pulla
2019年 アゼルバイジャン発行(Nakhichevanの自然)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
このNakhchivan(ナヒチェバン)というのは、アゼルバイジャン共和国の飛び地状の地域で、自治共和国とされています。
ノネアは、ムラサキ科 Nonea属(ノネア属)の植物で、この属に分類される種はThe Plant Listでは20種とされていますので、小さな属ということになりそうです。
ウイキペディアの情報によりますと、Nonea 属の植物はヨーロッパ、アジアおよびアフリカに自生しているということです。葉はグレーがっかた緑で全体に細い羽毛を持っているということです。
切手に描かれているNonea pulla種について情報を探したのですが、次のような情報がありました。
英語名をMonkswort(修道士の麦汁?)とされています。ヨーロッパからロシア、イランに至る地域に自生し、高さは15~30センチ、茎の上部で枝を出し、全体に羽毛を持っているということです。花期は7月から8月とのことです。
写真です。これもネットから借用しています。なかなか魅力的な植物です。
ノネア・プッラ Nonea pulla
切手です。
ノネア・プッラ Nonea pulla
2019年 アゼルバイジャン発行(Nakhichevanの自然)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
このNakhchivan(ナヒチェバン)というのは、アゼルバイジャン共和国の飛び地状の地域で、自治共和国とされています。
2805.今日の植物(2288):パロティア
今日の植物は、パロティアといいます。未登場の属は、マメ科からマンサク科に移りました。
パロティアは、マンサク科 Parrotia属(パロティア属)の植物で、The Plant Listでは、Parrotia subaequalis種の1種だけの1属1種の植物だとされていました。
一方、ウイキペディアでは、切手に描かれているParrotia persica種が取り上げられていました。
そのウイキペディアの情報によりますと、Parrotia persica種は、イランのカスピ海地域、およびアゼルバイジャン地域に自生する種だということです。Hamamelis属(マンサク属)に近く、樹高は30メートル、枝の広がりは8~15メートルにもなるということです。花は、マンサクに似ているそうですが、濃い赤色をしています。
属名のParrotia は、ドイツの科学者Georg Friedrich Parrot氏に因んで命名されたそうです。以前にご紹介したサイト、Plant genera named after people (1753-1853)によって知ることができました。
写真です。これもネットからお借りしています。紅葉が鮮やかで、街路樹としても人気のある植物のようです。
パロティア・ペルシカ Parrotia persica
切手です。
パロティア・ペルシカ Parrotia persica
2011年 アゼルバイジャン発行(EUROPA・森林)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
(ついでにお知らせです)
オイラのサイト「切手植物図鑑」に掲載した切手が15,000種類を超えました。植物切手を集めだしてからもう20年くらいになりますか、一つの大台に乗ったという感じです。
パロティアは、マンサク科 Parrotia属(パロティア属)の植物で、The Plant Listでは、Parrotia subaequalis種の1種だけの1属1種の植物だとされていました。
一方、ウイキペディアでは、切手に描かれているParrotia persica種が取り上げられていました。
そのウイキペディアの情報によりますと、Parrotia persica種は、イランのカスピ海地域、およびアゼルバイジャン地域に自生する種だということです。Hamamelis属(マンサク属)に近く、樹高は30メートル、枝の広がりは8~15メートルにもなるということです。花は、マンサクに似ているそうですが、濃い赤色をしています。
属名のParrotia は、ドイツの科学者Georg Friedrich Parrot氏に因んで命名されたそうです。以前にご紹介したサイト、Plant genera named after people (1753-1853)によって知ることができました。
写真です。これもネットからお借りしています。紅葉が鮮やかで、街路樹としても人気のある植物のようです。
パロティア・ペルシカ Parrotia persica
切手です。
パロティア・ペルシカ Parrotia persica
2011年 アゼルバイジャン発行(EUROPA・森林)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
(ついでにお知らせです)
オイラのサイト「切手植物図鑑」に掲載した切手が15,000種類を超えました。植物切手を集めだしてからもう20年くらいになりますか、一つの大台に乗ったという感じです。
2804.今日の植物(2287):フェヌグリーク
今日の植物は、フェヌグリークといいます。マメ科の未登場の属に戻ってきました。
フェヌグリークは、マメ科 Trigonella 属(フェヌグリーク属)の植物で、The Plant Listでは98の種名があげてありました。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は、カナリア諸島、南ヨーロッパ、熱帯地域を除くアフリカ、西アジア、中央アジア、インド、オーストラリアといった広い地域に自生しているということです。
その属の中でもよく知られた種が切手に描かれているTrigonella foenum-graecum種で、香辛料として使われています。英語名ではfenugreekと呼ばれていて、これが和名の属名にされています。
種小名(英語名の元にもなっています)のfoenum-graecumはギリシャ語由来で、「ギリシャの馬草(まぐさ)」という意味を持っているということです。
牧草としても利用されますが、種子はメープルシロップ様の香りと若干の苦みを持ちカレーなどに使うようです。またもやしとして食用にされたり、たばこの香りづけにも使われているという情報がありました。
写真です。ネットから借用しています。
フェヌグリーク Trigonella foenum-graecum
切手です。
フェヌグリーク Trigonella foenum-graecum
2010年 ヨルダン発行(野生のハーブ)
●この切手と一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
フェヌグリークは、マメ科 Trigonella 属(フェヌグリーク属)の植物で、The Plant Listでは98の種名があげてありました。
ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は、カナリア諸島、南ヨーロッパ、熱帯地域を除くアフリカ、西アジア、中央アジア、インド、オーストラリアといった広い地域に自生しているということです。
その属の中でもよく知られた種が切手に描かれているTrigonella foenum-graecum種で、香辛料として使われています。英語名ではfenugreekと呼ばれていて、これが和名の属名にされています。
種小名(英語名の元にもなっています)のfoenum-graecumはギリシャ語由来で、「ギリシャの馬草(まぐさ)」という意味を持っているということです。
牧草としても利用されますが、種子はメープルシロップ様の香りと若干の苦みを持ちカレーなどに使うようです。またもやしとして食用にされたり、たばこの香りづけにも使われているという情報がありました。
写真です。ネットから借用しています。
フェヌグリーク Trigonella foenum-graecum
切手です。
フェヌグリーク Trigonella foenum-graecum
2010年 ヨルダン発行(野生のハーブ)
●この切手と一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑